毎年作っていたミニチュアおせち。今年も一応作ってはいたのです。…が、結果的には完成しませんでした。恥ずかしながら重箱の段階で力尽いてしまいました。
私が作るミニチュア重箱は「重なる」事にこだわっていますので、制作工程が多く時間がかかってしまうのです。
あ、一応お雑煮用のお椀も作りました。
一見普通の重箱に見えますが、例えばこの重箱のパーツ、一段で13個×3段分+5個で、ざっと44個も使っているのです。どこにそんなにパーツを使っているかって?それはヒミツです^^なーんて大げさなものではないんですけどね。昔は「無理矢理」重なる重箱を作っていたのですが材料やパーツの数を変えながら試作を重ねて「すんなり重なる」ように工夫しました。
材料をカットして接着してヤスリをかけて、ようやく着色します。
内側は赤です。1色にするともう少し楽なのですがやっぱり赤黒の方が具材の見栄えが良いので。
下地を塗って着色して微調整を繰り返して。まあそんな訳でなんだかんだこれを作るのに約1ヶ月かかりました。そして力尽きた…!!残念ながら今年は中身も全然作れていないので来年の分ということにします。柄については気が変わるかもしれないので来年柄を入れていきたいと思います。
時間はかかりますが、こうやってすんなりと重なってくれると気持ちがいいですね。
具材を入れると嵩が増してこれまたきれいに重なりにくくなって苦労するのですが(汗)
あ〜早く柄を入れたいな♪ これは来年のお楽しみにしておこう。
今年の販売を楽しみにしてくださった皆様、本当に申し訳ありません。来年こそは頑張ります。
(鬼が笑う?!)