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misumi-kobo みすみともこ

新年に食べるアレ。

おせち料理は今年は作るのをやめようと思っています。

もう時間的に難しいかな、と。

おせち料理って品数も多いし、どんな内容にするのか、重箱のデザインはどうするのかって、もうそれだけでものすごく時間がかかってしまうのです。いや、私だけかもしれませんが。

というわけでもうお正月用のミニチュアは作らない!と決めていたのですが、

先日、大丸の展示販売会の時に、女性スタッフの方から

「みすみさん、あれ、作ったことありますか?フランスのお正月に食べるお菓子」

と質問が。

「あれって、あれですよね。えーっと名前が出てこない」

「そう!あれ!カットすると中からあれが出てくるやつ!」

「あー、中にあれが入っていた人はラッキーってやつ」

と、内容はわかっているのに名前が出てこない会話をしてしまいました。

ちなみに最近の夫婦の会話も「あれ、これ、それ」ばかり。

名前が出てこないんですよ。もうダメだな。

それで、「気になるからスマホで調べてみましょうか?」と言ってみましたが、悔しいから自力で思い出します!と返され、そのまま時間が過ぎてしまい、

帰り際「みすみさん、思い出しました!ガレット・デ・ロワ!」

「あーーーーー!!そうですそうです!ガレット・デ・ロワ。スッキリしましたー」

となりました。中に入っている「あれ」は「フェーブ」でした。


ガレット・デ・ロワ。

何年も前から気になっていたものの、ミニチュアおせちに時間をとられて作れなかったんですよ。

そこで、今年は作ってみることにしました。

せっかくなら2023年の幕開けにふさわしいかわいい箱に入れたい!どんなフェーブにしようか?

こういうのを考えるのはとても楽しいのですが、私って、残念なことに計画的に作ることができなくて、なんと言いますか、考えながら作っていくのでやり直しがとても多くて。

最初はガレット・デ・ロワを作り、王冠、フェーブを作り、その箱を作りました。はい、完成!そこまではよかったのですが、せっかくならスイーツおせちみたいなものにする?と箱を追加。(よせばいいのに)

作り上げたところで、二つ並べると箱の高さが…と小さなところが気になり出し、箱を1週間作ってはやり直し、を繰り返していました。もともとはガレット・デ・ロワだけで作るつもりだったからね。。側面の柄が微妙にずれる、右と左を間違える、ここ一番の時にプリンターがフリーズする!等、さすがに心が折れそうになりました。もう、なんで1回で作れないんだろう?計画性がなさすぎます。こんなとき本当に自分が嫌になりますね。プリンターは運が悪かっただけなのですが。

もう無理かなーと思っていたのでSNSにも何を作っているのか公表していませんでしたが、ようやく形になりました。あとは仕上げです。(←これもまた時間がかかりそう)

というわけで、まだ完全に終わってはいませんが、いい感じにできそうっていうお知らせでした。


いろいろ考える時はスイーツでひと休み。

佐賀県のちゃわん最中。

茶碗型の最中にお好みの量のあんこを入れます。

そのままでも十分美味しいのですが、バターを挟むと最高に美味しかった!!

禁断のあんバタ!!

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